なぜ急に痛くなったと思うのか?

 

感覚とか感度について施術の際に患者さんとお話しするのですが

 

最初はよくわからなかったり何となくしか感じないといった反応になりますが、施術を繰り返し受けていただいている方はどんどん自身の身体の変化に気づき、私の問いにもすぐに返答してくださるようになります

 

こっちの方向が動きやすい、背中がじんわりと伸びてる感覚がする、身体が動いてメッチャ伸びて気持ちいい

 

このように感度が高くなるといろんな感覚がわかります

 

 

身体はいつも教えてくれています

 

問診の際に

 

前にかがんだだけでギックリ腰になった

 

朝、起きたら首がひどい寝違いになっていた

 

急に〇〇が痛くなった

 

このような表現をよく耳にしますがはたしてそうでしょうか?

 

確かに痛みを感じた瞬間はそのように感じるでしょう

 

しかし体は急にはそんな強い痛みを出しません

 

急に痛くなる前にいくつかのサインを出していたはずです

 

立ち上がる時に腰にハリを感じる、肩がこって重く感じる

 

他にもいろいろありますがこのような感覚を覚える瞬間は誰にでもあると思います

 

この時に

まぁ、これくらいならがまんできるし・・ とか、仕事や家事があるから・・ とか言って分かっていても何となくやり過ごしてしまっていますよね

 

脳は都合よく解釈する

 

結局、優先順位により体のから発せられたサインは後回しになり、それを脳に言い聞かせることにより感覚をごまかす

 

さらに無理を繰り返し結果的に気づくタイミングが遅くなり重い症状となって発症する

 

このようにごまかす事を繰り返していると感度が鈍くなっていきます

 

ガラスの容器に水を注いでも一杯になるタイミングわかりますが、陶器では分かりにくいですよね

 

人間の体も同じです。あふれてしまってからでは遅いのです

 

今、あなたの状態はどうですか?

まだまだ余裕がありますか?

もうすぐあふれそうですか?

 

メンテナンスして感度があがることで疲れにくい体が手に入りますよ

 

ぜひメンテナンスしてみましょう